天竺への距離

家庭の事情により幼少時から日本国外にはわりと行っているほうですが、がっつりとその地に腰を落ち着けたことは、あるようで意外にありません。 「住んだ」といえる国は、ブラジル、マレーシア、インド、イギリス。長くても3年程度で、ちゃんとした社会的意義があったのは父の仕事の都合だったブラジルだけ。 あとは留学 …

シークレットなスーパースター

ようやく『Secret Superstar(2017)』を観ました。 インドでの公開は2017年10月、DVDは未発売で正規ルートではないのと、ひじょうに個人的な感想を持ったので、Masala Pressではなくこちらにひっそりと書くことにします。全然レビューではないのであしからず。 本作では、日本 …

#本日のインドファッション

毎度ガクッとうなだれます。 なににって、写真に写った己の姿に。 こんなはずじゃなかったよなー。 瞼に残るは、20代の姿。もっとシュッとしていたし、シミもシワもタルミもなかった。 中身が変わらないまま歳だけとるというのはあまりみっともいいことではありません。 年齢を重ねたなりの、重ねただけの内面がにじ …

やがて実がなる大きな樹

みなさん、お元気ですか? 東京は春なのに初夏の陽気が続いています。朝晩涼しくて、湿気がなくて、日中はカラッと日差しが強烈で。一年中こうだったらいいのに。 さて。毎日、楽しい話しかなくて、やっぱりあれです、好きなことをやるというのは一番の正解なんだなと実感しています。 もちろん人生の最初からそれができ …

未知との遭遇、なう

澄んだ瞳でにっこり微笑むポートレート。私のどストライクの好みとは、かなり違う。 私が好きなのは、撮り手の粘りや計算とは裏腹に、神様にしか成し得ない、その時々の偶然の妙が表れたような、仕組まれていない瞬間を切り取ったような、そんな写真で、緻密に計算され作り込まれた写真とは正反対にある。 20代の数年間 …

シュリーデーヴィー逝く

週末は衝撃的なニュースで始まりました。 朝起きたら私のSNSのタイムラインは「シュリーデーヴィーが亡くなった」というニュースのシェアで埋め尽くされていまして。 ええ? 嘘でしょう? 聞いた全員の第一声がそれだと思います。だってまだ若すぎるし、去年も主演作品が公開されているし。 私がインド映画にハマり …

アンジャリはFire TV Stickを手に入れた!

もとはといえば、加入しているオンライン配信サービスをテレビ画面で観たい、という欲望でした。 Amazonはついにプライム会員になってしまったし、インド映画配信のEros Nowや、インド映画が多いことで定評のあるNetflixもあるし、実はまだあまり試していないけれど南インド系の配信サービスにも加入 …

古典舞踊 in チェンナイ Dakshinaさんのこと

だいぶ間が空いてしまいましたが、今年のチェンナイ・ダンス・シーズン覚書の続き。 5日目 Dakshina Vaidyanathan Baghel 実をいうと、彼女のために毎年チェンナイに行かなくてはならなくなってしまったのです。 初めて見たのは2013年のこと。正確には踊りではなく、お母さんのRam …

ロゴスの使徒(つかい)

出身高校は、いまはもう統廃合でないのですけども。 公立ながらも語学教育に力を入れ、制服も校則もない自由な校風で、すべて生徒の自主性にまかされた、とてもいい学校でした。 英語の授業は普通の高校の2倍。ほかに第二外国語として、私の時代はフランス語かスペイン語が必須でした(その後中国語、ドイツ語が加わった …

行ってきました『知る・聴く・食べるインド 』

若手随一のタブラ奏者である飯田きゅうりさん主催の 『知る・聴く・食べるインド 〜歌詞から探る名作〈ヒンディー映画〉とウルドゥー語〜』 というイベントに行ってきました。 今日は完全に自分の備忘録で長いので先に重要事項をば。 飯田きゅうり氏の公式サイトはこちら 北インドの打楽器であり、シタールとならんで …