もとはといえば、加入しているオンライン配信サービスをテレビ画面で観たい、という欲望でした。
Amazonはついにプライム会員になってしまったし、インド映画配信のEros Nowや、インド映画が多いことで定評のあるNetflixもあるし、実はまだあまり試していないけれど南インド系の配信サービスにも加入しています(家計的にはとてもダメなパターン)。
私のラップトップは大きなモニターにつないでいるのでそれほど小さい画面でもないのですが、それはアナタ、仕事するパソコンで映画観たくないというのが人の理なり。
でねー! 買っちゃったの!
Amazonが出している、Fire TV Stick!!
HDMI端子とWifiがあればこれをテレビに繋げるだけでAmazonのプライム会員対象コンテンツほか、提携しているコンテンツも観られると!
我が家はわりと古いテレビでHDMI端子がひとつしかないのですが、幸い、知らない間に夫が録画用のハードディスクに分岐用の端子をつけていました。たぶん、ビデオカメラの映像などを見るためにつけているのだと思うの。
夫の出張中に!
ふっふっふ!
ここにFire TV Stickを挿す!!
おおおおおおお!!!!
Nexflixがテレビ画面に映っている! アプリをダウンロードしたらEros Nowもあった! あと昔、ほしかったJadooテレビがほんの数チャンネルだけだけど無料提供されている!
あ、Eros Nowってエロチャンネルじゃないですよ。Masala Pressでも以前書いていますが、れっきとしたインドの映画配給製作会社。スマートフォンアプリもあって移動中に映画を観るなどオツなものよと思っていたのですが、いかんせん最近長時間の通勤というものをしないので、あまり活用できてはおらず。
JadooはアップルTVのようなデバイスで、それを買ってテレビとWifiに繋げると100チャンネル以上のインドの番組が観られるというもの。友人が設置していてとてもよさそうだったのだけど、本体が型落ちのものでも200ドルするので、ずっと迷ったまま購入には至っていませんでした。
それが、7チャンネル、無料で視聴できるのです。
Eros NowもNetflixも嬉しいけど、一番「やったー!」となったのはJadooかも。
映画チャンネル(数年前のものから懐かしのまで)、ニュースチャンネルとあって、ニュースチャンネルはインドと同じライブ放送!
画面に表示される時刻を観察したら実際には5分ほど遅れがあるようですが、3時間半の時差を自宅のテレビで目撃することができようとは、感激です!
ニュース番組は上下におっきな広告やヘッドラインが常時表示される、あの、うるさーいインドのテレビそのまま! CMもたくさん入ります!
純然たるニュースを追いたい人には邪魔なのかもしれないけど、インドの広告やCMをこよなく愛する身からすると、これがいい! 臨場感!
Eros NowやNetflixは画質も申し分なく、いままで観ていた映像はなんだったの? と言いたくなるくらい、テレビとPCやスマートフォンは違うのですね。
Youtubeも観られるし、これはちょっとした生活インフラの革命かも。
Amazonはインドでの展開に力を入れているせいもあっていか、選べるチャンネル(アプリをStickにダウンロードする形をとる)にはインド系のものがちらほら。ほとんどが課金サービスなのと「お使いの地域ではご覧になれません」とエリア制限がかかっていたりもするのですが、無料で観られるコンテンツもわりとありました。
ちなみにお料理チャンネルというのもあり、延々とインド人シェフたちが説明しながら料理していて、これはインド英語の習得によいと思います(笑)。やっていることは料理だからだいたい想像がつくし、アメリカンなアクセントの人もいるけれど、バリバリのインド英語のシェフも多くてナイスです。これは無料。
ほかにはYoutubeにチャンネルがある番組がこちらでもYoutubeを流用する形でコンテンツを提携していたり。ヨーガ関係充実しています。朝の60分のワークアウト動画とか。やらないけど。
みんなもう知っていたのかしら。こんなすごいものを知らなかったのは私だけ?
語学の習得にはテレビはすごくいいと思うんですよ。シャドウイングといって、意味はわからなくても聞こえた音をどんどん口に出して真似する発音練習がありまして、テレビから流れてくる雑多な音声はそれを行うのにとても都合がいい。
自宅のテレビが一気にインド化して、嬉しい限りです。
私が買ったのはこのモデル。
ひとつ前のモデルだとだいぶお安い。