先日の投稿「夜明け、そしてLeap of Faith」でもキリマンジャロ登山中に見た朝陽のことを書きましたが、私は朝陽が昇るのを眺めるのが好きです。
旅先の朝陽は格別だけど、普段暮らしている東京のビル街に昇る朝陽もいい。
太古の昔からずっと変わらず昇ってきたお天道様には特別なパワーがあるんじゃないかと思います。
夜明け前の緊張感を孕んだ薄暗さ、空が明るくなっていくときのファンファーレのような空気。先端が垣間見えたかと思ったらあっという間に昇っていく。
そのときの、ナチュラルにぐぐぐーーっとテンションが上がっていく感じがたまらない。
先日のバナーラスのツアーでガンジス河に浮かぶボートから朝陽を迎えたときのこと。
お客様がひっそり涙ぐんでいらっしゃいました。
「朝陽を見たの、何年ぶりかなあと思って」
わけもなく思わずもらい泣きする私。笑
撮影ツアーなので皆さんもちろんカメラを構えているのだけど、この瞬間はどうやっても切り取りきれないなあと思いました。