ベッドカバーとワンピースの奇妙な邂逅

インドはたまに、とてもいいタイミングで私を笑わせてくれます。 一昨年、チェンナイで古典舞踊を見るために渡印した日のこと。所用があり、数日はデリーに滞在です。 インドのアッパークラスのマダムと知り合ってみたいという不純な動機で、高級住宅街でもある南デリーのハウズ・カース(Hauz Khas)のB&#0 …

ハッピーホーリー♪ What’s up my friend?

昨夜はデリーにいるラダック人の古い友人からビデオ電話。便利な時代になったものです。インド北部はただいま、春の訪れを祝う色粉色水かけ祭ホーリーの真っ只中。 ラダックはインド最北部の山岳地帯で、中心地のレーは標高3,500メートルもあります。2013年に日本でヒットしたインド映画「きっと、うまくいく」の …

英語学習のモチベーションだったもの

ずいぶん前のこと、イギリスに渡りました。インドで知り合ったイギリス人のパートナーができたからです。 当時は日焼けして、着るものもバックパッカー的な出で立ちだったからなのか、パートナーと一緒にいると、しょっちゅう、フィリピン人の愛人か、インドネシア人のお手伝いさんか、欧州によくいるそういうステイタス( …

アビナヤ そこにないものを見せる魔術

私がこよなく愛するインド古典舞踊バラタナティアム。 力強いステップ、複雑なリズム、鬼気迫るかけ声、そんな純粋舞踊の部分も好きなのですが、なによりも心惹かれるのが、もうひとつの構成要素「アビナヤ」といわれる演技・パントマイム・感情表現の部分です。 喜び、怒り、笑いなどの感情を表情やしぐさで表現しながら …

脳みその余裕

昨年の退職時はまだ、専門職バリキャリ(そういうつもりはなかったけど世間的にはきっとそう)をトーンダウンして、どこかでゆったり働きながら印活(いまつくった単語だ!)することを考えていたのですが、ハローワークでも、民間の転職サイトでも、求人を見れば見るほど、なんだかもうしわけない気分になっていきました。 …

スピリチュアリズムなるもの

インドの猥雑と混沌のはざまに、精神の高みを目指す人がいます。 実際、ここはまぎれもなく聖地だと思える場所がインドにはあります。第三の眼(!)を持ってるんじゃないかと思うような人もいます。時間の流れが違うとか、空気が違うとか、神聖さを感じることもあります。スピリチュアリズムの存在を私は全面的に信じてい …