アビナヤ そこにないものを見せる魔術
私がこよなく愛するインド古典舞踊バラタナティアム。 力強いステップ、複雑なリズム、鬼気迫るかけ声、そんな純粋舞踊の部分も好きなのですが、なによりも心惹かれるのが、もうひとつの構成要素「アビナヤ」といわれる演技・パントマイム・感情表現の部分です。 喜び、怒り、笑いなどの感情を表情やしぐさで表現しながら …
私がこよなく愛するインド古典舞踊バラタナティアム。 力強いステップ、複雑なリズム、鬼気迫るかけ声、そんな純粋舞踊の部分も好きなのですが、なによりも心惹かれるのが、もうひとつの構成要素「アビナヤ」といわれる演技・パントマイム・感情表現の部分です。 喜び、怒り、笑いなどの感情を表情やしぐさで表現しながら …
インドの猥雑と混沌のはざまに、精神の高みを目指す人がいます。 実際、ここはまぎれもなく聖地だと思える場所がインドにはあります。第三の眼(!)を持ってるんじゃないかと思うような人もいます。時間の流れが違うとか、空気が違うとか、神聖さを感じることもあります。スピリチュアリズムの存在を私は全面的に信じてい …
さてさて「ラ・ラ・ランド」、観てきましたよ。 10代のころはアメリカ発のミュージカル映画に骨の髄までハマっていました。もっとも好きな映画のひとつ”ウエスト・サイド物語(West Side Story)”のジョージ・チャキリスの腰の入った踊りに、”コーラスライン(A …
うららかな日曜日、シヴァ神を讃える年に一度のお祭り、シヴァラートリの奉納舞を観に行ってきました。 浦和の延命寺さま。入り口に毛筆のデーヴァナーガリー文字で「シヴァラートリ」と書いてありました(話せないけど文字だけは読める)。渋い。 シヴァラートリについてはMasala Pressでジミィに書いていま …
インドなんて国に関わっていると、スピリチュアルであるとか神さまであるとか、そういった精神世界的なものに触れる機会もとても多いのです。 私はとても即物的で享楽的な人間なので、こんなにそのスジの近くにいるにも関わらず、いまだかつてそのようなピュアな心を持ったことがありません。だいたいいつもヨコシマだらけ …
「持ち帰りたいインド」(誠文堂新光社)の出版記念イベント(?)、経堂のアンティークショップ、Rungtaで開催されている「持ち帰れるインド」に行ってきました。 ずっと昔から知っている人と、最近知り合った人と、今日知り合った人が、みんなどこかでつながっている不思議。日本のインド界(と勝手に呼んでいます …