インドに住んでいたころ、映画と踊り以外に夢中になっていたことのひとつに、仕立て屋通いがあります。
服をデザインして、生地を選んで、仕立て屋に持ち込んで、着たい服をつくってもらう。
服飾を勉強したわけではないので、スットコドッコイな作品ができることも多く、我が家には着られない布の山がいまだにあります。
またインドの仕立て屋というのはこれまた癖のある人種で、少しでも楽をしようと手を抜いたり、やる気があればあったでまったく予想だにしない創造性(?)を発揮して、私の依頼とは似ても似つかぬ仕上がりになったり。そんな仕立て屋との攻防が楽しい毎日でした。
私のお裁縫能力は幼稚園児の工作より酷いのですが、とあるプロジェクトのためにせっせと切り貼り。
この話、元手よりもアイデアと根気が味噌。仕立て屋さんとの攻防が役に立つ日がきたかもしれません。人生に無駄はない! きっと、うまくいく!
今日もいい日になりますように。どしゃ降り東京。