手帳新調の季節がやってきた

1年経つのあっという間!

毎年、師走の声を聞くと、次の年の手帳を整えにかかります。

来年の目標は発想力とかインスピレーションの喚起よりも、日々のこまごましたことのスケジュール管理をして心と時間の余裕を生み出すこと。

忙しさとしては落ち着いたはずなのに、いつも追われている感じがします。

ようするに、ボケっとしたいの!

仕事や家事の雑多な用事を24時間に無理やり押し込める必要は、たぶんもうない。でも、頭の整理をせず感覚ですごした今年は、あっちこっちとっ散らかりました。

そんな生活はそろそろ終わり。


私の手帳史20年

小学生のころからずっと日記をつけるのが習慣でした。さすがにその頃のノートは実家にありますが(捨てられていなければ)、この20年ほどの手帳や日記帳は手元にあります。

そろそろ先のことも考えて、恥ずかしいものは処分しようと去年あたりから整理にかかっていますが、痛い思い出のフラッシュバックで途中で見返せなくなったりして、保管場所から出したりしまったり一進一退。笑

子どもが生まれて忙しいワーキングマザーになってからは、悠長に日記を書く時間は1秒たりともなくなりまして。そんな時間があるなら「ね、寝たい……睡眠命!」という感じで、とにかく必要に迫られた、家庭のことを回すための手帳になっていきました。

会社の手帳は門外不出

当時はコンプライアンス部で機密情報を扱う仕事(そんな偉そうなものでもないけれど)。よって会社の手帳は社外に持ち出さず、毎日引き出しにしまって帰っていました。会社ブランドのロゴが入った重たいノートや、A4サイズのごついケンブリッジノート。最後の数年はグローバルで全社あげてのコストカットでペラペラの安い大学ノートしか使えなかったっけ。ちょっとだけ懐かしい。

そんなわけで、私が持ち歩く手帳はほぼすべてプライベートのため。この数年はずっと、バインダー式のA5サイズ。娘の保育園や学校関係のプリント類を二つ折りにしてぶっこんでおけるからです。

えんま帳と呼ばれたプライベート手帳

私の手帳を見た人は、まずそのサイズと、中に入っている雑多な紙類に「アンタ正気?」という顔をします。

趣味のインド古典舞踊の型から習った振り付けメモから、語学勉強用のノート、予定、子ども関係のお知らせ、ありとあらゆる重要なものが一冊に収まっていました。バッグに入れ忘れて出かけると不安になるほど。

社内でうっかり持ち歩けば、職務柄もあって「えんま帳かよ!」と言われたこともありました。ははは。

真っ白になった手帳

退職して、仕事らしい仕事をせずにぷらぷらしていた2016年後半は、手帳が真っ白でした。開けて2017年も、ぼちぼちという感じですが、手帳はスカスカで、それなりに忙しく過ごしはするものの、手書きでスケジュールを書いて管理するという習慣からはすっかり離れました。

SNSの影響も大きかったと思います。思いついたことや書き留めておきたいことはSNSに投稿して終わり。

充電期間もすでに1年を超えて久しく。やっと、力がみなぎってきた感じ。来年はしっかり動き出したいな。

アクションプランナー導入!

というわけで、来年のために、今回はバインダー式ではなくノート式の手帳を買いました。

バインダー式はとにかく中に入れるものが増えがちで、入れっぱなしになることも多いのです。とりあえずという感じでなんでも入れてしまうので、肝心のスケジュール部分を開くのが億劫になり、記憶に頼るようになり、結果。

スケジュールのミス多発!

なにより、重い! 測ってみたら1,100グラムありました。1キロ超え、ありえなーい!

外出時、これにMac Bookやカメラ、タンブラーなども入れたバッグを持つなんて、断固、このか弱い腕に、かわいくない!

今度の手帳は、とにかくです。

予定を記すことに特化したものにしょう!

というわけで、よけいなメモ類がいっさいないアクションプランナーにした次第。

バインダー式は常に前後1ヶ月分くらいしか挟まないので予定部分はコンパクトだったのだけど、年間や翌年を俯瞰するには少々物足りなかったので、しっかりがっつり年間通して1冊を使うノート式に戻ることにします。

ほぼ日手帳は重そう…

コンセプトからすると「ほぼ日手帳」がよさそうだったのですが、こちらはメモ部分に余裕があるぶんページ数も多く、譲れないA5サイズのカズンシリーズは、1年分でカバーもいれると600グラム超え。

カバーのポケット類も豊富なので、あれやこれやと紙類を挟んだり、空白にチケット半券やらなにやら記念だといってベタベタ貼って、さらに重くなるのが目に見えています。

家置きするならよくても、私はいつなんどきも持ち歩きたいのです。

荷物軽減なるか

アクションプランナーだけだと図やイラストを描きたくなったときに困るので、薄いノートを一冊挟むことに。

これにフリクションの4色ペンを入れても、400グラム以下です。かるい!

そしてスケジュールに特化しているので、パッと開いてパッと書き込むことに集中できそうです。

ほぼ日手帳のおまけページなんて、ほんとおふざけ的な無駄ページもあって、そういうの大好きなんですけどね。

カバーは1年で飽きる運命

そういえば手帳には、各社それぞれ立派な革のカバーなどもあって、とても惹かれます。この2年ほど使っていた本革の手帳、とてもいい感じになりましたもん。

がしかし。

靴やバッグと同じで、私の場合、どれだけよいものを買っても、1年経ったら飽きるんですよ。いいのはわかる一方、飽きるという性格はどうにもこうにも。

だから合皮で十分。どうせ飽きるものに動物の殺生を巻き込まなくてよし。

こちらは別途、買い求めることにします。

さて、ものごとが動き出すのを楽しみに。師走ですね。いい締めくくりにしようっと。