オンリーワンへの険しい道

会社員時代のミッションといえば、自分しか担当者がいない業務に、自分がいなくても回るように仕組みをつくってあれこれ画策することだった。なんせ休暇をとりたいからな(笑)

グローバルに10万人の従業員がいるという巨大な組織の中で、自分がいったいどの部分をどのように担っているのかがよく分からなくなることがままあって、虚しくなったりもしたけれど、組織で働く意義は、自分の替えはつくろうと思えばつくれるということだ。

そんな歯車をやめてピンでなにかをしようとしてみると。

会社の看板がない、つまり実績も信用もない、あたりまえだけど、私自身がブランドになっていくしかない。

ひとりでできることにはほんとうに限りがある。あれもしたい、これもしたいであちこち半端になっている。休暇どころじゃなくて、24時間、夢の中でも仕事のことを考えている。

でも、ほんとこれがやりたかったの! 替えがきく仕事じゃなくて、自分にしかできないことが!

オンリーワン道、厳しいな。でも頭の中の地図にあれこれ書き込みをしていくようで、楽しいな。あとはお金がうまく回ってくれるようになったらもっと嬉しいな(だいじ!)

今週もよい1週間になりますように。


本日の一枚は、フランスはラングドック地方の城塞都市カルカッソンヌより。牡蠣の養殖で有名な街で、一生分食べたと思ったけど全然足りないぞ。