『聡明な女は料理が上手い』

桐島洋子さんが好きです。20代、30代のころ、桐島さんの本を持って旅をしていました。彼女の旅は節約旅でもゴージャス旅でも、潔くて気持ちがいい。 あるとき、「父親が違う子どもを次々産んだビッチの走り」といっている人がいて腰が抜けるほどびっくりしまして、ものの見方や受け取り方は人それぞれと実感したもので …

追い風が吹くとき

霧がスーッと晴れるように、物事が進むときがあります。 過去に何度か、そんな超ラッキー期が到来したことがありました。 大都会の東京砂漠(古い)に暮らしていると信号待ちは日常茶飯事なのですが。 昨日は一日、一度も信号に引っかかりませんでした。 空恐ろしくなるほどに、行けども行けども青信号。 蒔いても蒔い …

スルリとテトリス

乙女は、比べる。 あの娘よりかわいいか、かわいくないか。はたまた、あの娘よりかわいくない代わりに、頭はいいとか、お金はあるとか。 乙女は、清らかゆえに、たくさんのなかから選ばれなければいけない、と考える。 選んだり、選ばれたり、選ばなかったり、選ばれなかったり。 そうこうするうちに、落としどころを見 …

「常識」よりも「健全さ」

どうもイン度が高すぎて一般常識に疎いらしいと、一般受けとか、一般常識的といわれるメンタリティにコンプレックスがあり、自分にはない感覚を持っている人に驚き、惹かれてきたこの1年。 確かにそれは世間様の一般的な感覚なのかもしれません。 ただ、健全さという点では、イン度高めの、ちょっと違う次元で生きてきた …

女子扱い

不惑もすぎて数年。世間的にみてもいいトシであり、オトナ女子とかなんとか形容してみても、おばさんであることに変わりはない。 それが嫌かというとぜんぜんそんなことはなく、いまが一番楽しいなあと思えるのは幸せなことです。 ところで先日、とある会で「女はいいから」とお支払い免除になりました。 以前の私なら意 …

無駄なことはひとつもない!

インドに住んでいたころ、映画と踊り以外に夢中になっていたことのひとつに、仕立て屋通いがあります。 服をデザインして、生地を選んで、仕立て屋に持ち込んで、着たい服をつくってもらう。 服飾を勉強したわけではないので、スットコドッコイな作品ができることも多く、我が家には着られない布の山がいまだにあります。 …